定番にしたい和精油5選|迷ったらこの国産アロマから

季節ごとに気分や体調が変わるように、香りの好みも移ろうもの。
だからといって、たくさんの精油を揃えるのは難しい…そう感じたことはありませんか?

「日々の暮らしにアロマを取り入れているけれど、まだ種類は少なめ」
「もう少し使い方を広げてみたいけれど、どれを選んだら良いか迷ってしまう」

今回は、そんなあなたに向けて、1年を通して活躍する“定番の和精油”5本をご紹介します。

たくさんの種類を揃えなくても、香りのバリエーションやブレンドの幅が広がるラインナップ。
和精油ならではの自然な香りに、改めて出会えるかもしれません。


目次


定番としておすすめする5本の和精油

香りには、主役になる香りと、それを引き立てる調整役の香りがあります。
今回ご紹介する5本は、それぞれが個性を持ちながらも、ブレンドしやすいバランスで選びました。

  • ヒノキ木部精油
  • ユズ精油
  • ホウショウ精油
  • 国産ローズマリー精油
  • コウヤマキ精油

この5種類が手元にあれば、季節の香りに合わせたブレンドも楽しめる、香りの基本セットのような存在です。


ヒノキ木部|日本の香りの原点

ヒノキ木部精油は、落ち着いた木の香り。
どこか懐かしく、安心感のある香りは、和の香りの代表格ともいえます。

ひと息つきたいとき、空間をととのえたいとき、気持ちをリセットしたいときにも。
時間帯を問わず使いやすく、他の香りともなじみやすい1本です。

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ユズ|親しみのある明るい香り

日本人にとって馴染みのある柑橘の香りといえば、ユズ。
ふわっと広がるやわらかな香りは、気分を前向きに切り替えたいときにぴったりです。

ブレンドでは、他の精油をやさしくまとめながら、明るさを添えてくれる存在。
朝のひとときや、気分転換したいときにもおすすめです。

>ゆず精油のページを見る


ホウショウ|控えめな甘さのフローラル系。やさしく整える香り 

ほうしょう

ホウショウは、クスノキ科の植物から抽出される国産精油で、
やさしいフローラル調の香りが特徴です。ラベンダーにも含まれる「リナロール」を豊富に含み、
ラベンダーよりも甘さが控えめで、軽やかに使える香りとして人気があります。

気分を切り替えたいときや、静かな時間を過ごしたいときに。
ブレンドでは香り全体をまとめる調整役としても活躍します。

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国産ローズマリー|すっきりと引き締まる、ハーバルな香り

ハーブの香りが好きな方におすすめなのが、国産ローズマリー精油。
キリッと引き締まる香りは、朝のスタートや、集中したい時間帯にぴったりです。

重たくなりがちなブレンドに軽さを加えたいときにも便利で、
柑橘系との相性もよく、ブレンドの幅が広がります。

>国産ローズマリー精油のページを見る


コウヤマキ|グリーンが際立つ、深みのある清々しい香り

コウヤマキ

コウヤマキ精油は、グリーン調の香りが際立つ個性的な1本。
清々しさとともに、渋みや深みも感じられる香りです。 

他の精油にアクセントを加えたいときや、空間を引き締めたいときにも。
香りの主張がしっかりしているので、ブレンドの中で存在感を発揮してくれます。

>こうやまき精油のページを見る


5本の精油でで楽しめる香りのブレンド例

朝を軽やかに始めたいとき

  • ユズ 2滴
  • ローズマリー 1滴
  • ヒノキ木部 1滴

爽やかさと落ち着きを兼ね備えた香り。深呼吸したくなるようなブレンドです。

集中したいとき

  • ローズマリー 2滴
  • コウヤマキ 1滴
  • ユズ 1滴

シャープな香りで頭をスッキリと。作業前におすすめの組み合わせです。

ゆったり過ごしたいとき

  • ホウショウ 2滴
  • ヒノキ木部 2滴

リビングでくつろぎたいときや、読書の時間などに。やわらかく心に残る香りです。

気分を切り替えたいとき

  • コウヤマキ 1滴
  • ユズ 2滴
  • ホウショウ 1滴

どこか“和の森”を思わせるブレンド。香りに包まれることで、気持ちも整いやすくなります。


まとめ|「たくさん持たない」アロマの楽しみ方

和精油の魅力は、植物が育った土地や気候、作り手の想いまでが香りに感じられること。
この5本の定番精油があれば、たくさんの本数を揃えなくても、四季を通じて香りの変化やブレンドの楽しさを味わうことができます。

香りのある暮らしは、数ではなく“質”と“使い方”で深まります。
まずはこの5本から、自分らしいアロマ時間を始めてみませんか?


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