「姫子松/ヒメコマツ」は日本の固有種。
やや標高が高いところに生える樹木で、日本海側を中心に標高がやや高いところに育つそうです。

大阪周辺では自生しているのを見かけたことがなく、盆栽や庭木で見るだけ。

いつかラインナップに加えたいと思っていたのですが、岐阜県とのご縁がつながりました。

今回ご縁が生まれた地域では、森林組合が管理するには小さすぎるようなエリアをNPOの皆さんが保全管理されているそう。

メンバーのほとんどが定年退職したような年齢の方たちで、地域のため、そして自分たちの生きがいのために山に入っているのだとか。

山で倒されたヒメコマツの木を見ると、3本の大きな傷跡がありました。
ヒメコマツは甘くておいしいので、他の松の木には見向きもせず、ヒメコマツだけクマが樹液を舐めるために傷をつけるのだとか。

精油の成分の3割ほどがネロリドールという貴重な樹木。
樹木の香りの中に、華やかさを感じる癒しの香りです。