精油をブレンドするときの3つのコツ|理想の香りを再現しよう
精油をブレンドしてみたら、
「思っていた香りと違う…」
そんなことってありませんか?
頭の中ではまとまっていたのに、実際に合わせてみると少しちぐはぐだったり、何かひとつの香りが強く出すぎたりすることがあります。
精油は、それぞれ香りの強さも広がり方も違います。
そのため、組み合わせや滴数をあらかじめ考えていても、実際にブレンドしてみると、思い描いていた香りとは少し違って感じることがあります。
そんなときは、レシピどおりに一気に作るのではなく、香りを確認しながら少しずつ組み立てていくのがおすすめです。
今回は、精油をブレンドするときに意識したい3つのポイントをご紹介します。
1|まずは主役の香りを決める
最初に「この香りを中心にしたい」という精油を1本決めると、ブレンドの方向性が見えやすくなります。
何種類かの精油を使うとき、最初からすべての香りを同じように考えようとすると、どこを目指しているのかわかりにくくなることがあります。
まずは、今日一番使いたい香り、今一番心地よく感じる香りなど、中心になる精油をひとつ決めてみます。
そこに少しずつ別の香りを重ねながら、
もう少し軽やかにしたい
少しやわらかさがほしい
もう少し深さを加えたい
と、実際の香りを確かめながら方向を決めていきます。
精油の組み合わせには、よく使われる定番もあります。
けれども、「この精油には必ずこの精油を合わせる」と考えすぎなくても大丈夫です。
まずは主役の香りを決め、そこから自分が心地よいと感じる方向へ少しずつ香りを重ねていくと、自分らしい組み合わせも作りやすくなります。
2|レシピどおりでも、1滴ずつ確認する

あらかじめ考えたレシピがあっても、最初から全量を入れずに、1滴ずつ香りを確認しながら重ねていきます。
頭の中で考えたときにはちょうどよいと思っていたバランスでも、実際に合わせてみると、想像していたよりひとつの香りが強く感じられることがあります。
反対に、もう少し加えたほうが全体がまとまると感じることもあります。
だから、決めた滴数をそのまま入れて完成させるのではなく、途中の香りも確認してみます。
「ここでちょうどいい」
と感じたら、予定していた滴数より少ないところで止めても大丈夫です。
精油は、1滴加えるだけでも全体の印象が変わることがあります。
レシピは大切な目安ですが、その数字を再現することだけが目的ではありません。
実際に香って、自分がどう感じるかを確かめながら調整していく。
その過程も、ブレンドのおもしろさのひとつです。
3|使うタイミングに合わせて香りを見る
ブレンドした香りをいつ使うのかによって、確認の仕方も少し変わります。
たとえば、施術などで作ってすぐに使うブレンドなら、その場での香りのまとまりを確認します。
一方で、ブレンド精油として作り、複数日にかけて使うものは、作った直後だけではなく、少し時間がたったあとの香りも確認してみます。
精油を合わせた直後と、時間がたって香りがなじんだあとでは、全体の印象が変わることがあります。
作ったときには少しばらついて感じた香りが、時間がたつことでまとまって感じられることもあります。
反対に、時間を置いたことで、ある香りが思っていた以上に印象に残ることもあります。
その場ですぐ使うものなのか。
数日かけて楽しむものなのか。
使うタイミングに合わせて香りを見ることで、実際に使うときの印象まで考えながらブレンドできるようになります。
ブレンドは、レシピを再現するだけではない
精油をブレンドするとき、
「何と何を組み合わせればいいの?」
「何滴ずつ入れればいいの?」
と、正解を探したくなることもあると思います。
もちろん、レシピはとても便利です。
初めて組み合わせる精油を使うときや、ブレンドの方向性に迷ったときには、大きなヒントになります。
でも、同じレシピでも、使う精油や香りを感じる人によって、「ちょうどいい」と思うバランスは少しずつ違います。
まずは主役の香りを決める。
レシピがあっても、1滴ずつ香りを確認する。
そして、使うタイミングに合わせて香りを見る。
少しずつ香りを重ねながら、自分の「これが好き」を見つけてみてくださいね。
同じレシピでも、作り方や確認するタイミングで感じ方が変わる。
そこも、精油をブレンドするおもしろさだと思います。

