まだ、頑張りたい私へ。もうひと踏ん張りを支える精油3選
「疲れた」
「以前のように、やる気が出ない」
「仕事は嫌いじゃないのに、前ほど情熱を感じられなくなってきた」
最近、そんな声を周りでよく聞きます。
今年の夏の厳しい暑さで、ずっと体調が安定しなかった。
年齢を重ねて、以前ならできていた「もうひと踏ん張り」が、少し難しくなってきた。
夏休みの間、仕事をしながら家族の予定にも振り回され、気づけば自分がすっかり疲れていた。
季節や年齢による変化だけではありません。
子育ても仕事も、どちらも頑張りたい。そう思って何年も走り続けてきたけれど、最近どうもエンジンがかからない。
責任のある仕事を任されるようになった頃に、突然親の介護が始まった。仕事も家のことも待ってはくれないのに、自分の気持ちだけが追いついていかない。
そんなこともあります。
やらなければならないことは、わかっている。
今日も決めなければならないことがあるし、自分を待っている人もいる。
そして何より、自分自身が、まだ頑張りたいと思っている。
それなのに、どうにも力が出てこない。
そんな日は、気合いだけで自分を動かそうとするのではなく、香りの力を借りてみるのもひとつです。
今回は、もうひと踏ん張りしたい日に選びたい、日本の精油3選をご紹介します。
気持ちを前へ向けたいときに「ユズ」
朝から予定が詰まっている。
PCを開けば、返信しなければならないメールが並んでいる。
やることは頭の中で整理できているのに、なぜか最初の一歩が出てこない。
そんな朝には、圧搾法のユズを香らせてみてください。
明るくみずみずしいユズの香り。
深く吸い込んでいると、重たかった気持ちが少しずつ切り替わって、「よし、やろう」と自然に前を向けることがあります。
誰かに励まされたわけでも、自分を無理に奮い立たせたわけでもないのに、香りをきっかけに、内側から小さなスイッチが入る。
不思議だけど、それが香りの力です。
かおりとの圧搾法のユズ精油は、果皮を思わせるフレッシュが魅力。
朝の身支度をするとき。
仕事を始める前。
午後、もうひと仕事しなければならないとき。
「頑張らなくちゃ」と力を入れる前に、まずはユズをひと呼吸。
気持ちが前を向く、小さなきっかけになってくれるかもしれません。
もう一度立つためのインターバルに「スギ木部」
仕事をしている私。
部下やチームを支える私。
母としての私。
妻としての私。
そして、親のことを考える娘としての私。
40代、50代になると、仕事で任されることが増える一方で、家庭で担うものも増えていくことがあります。
仕事が終わったからといって、そこで一日が終わるわけではない。
夕食のことを考え、家族の話を聞き、明日の予定を確認する。
ひとつ終われば、また次へ。
そんな日々が続けば、「もう少し頑張ろう」と思っても、力が残っていない日があるのは不思議なことではありません。
そんなときに香らせたいのが、スギ木部です。
かおりとのスギ木部精油は、和歌山県産。
華やかなスギ葉の香りとは対照的に、樹木ならではのお乳た甘さのある、どっしりと控えめな香りです。
どこか懐かしい日本の家や、田舎の風景を思い出す人もいるかもしれません。
この香りの中では、数分だけ、何かを背負うのをやめてみる。
上司でも、母でも、妻でも、娘でもない。
何者にもならなくていい時間を過ごす。
アロマストーンに一滴垂らして、コーヒーを飲む。
窓の外を眺めながら、何も考えずに深く息をする。
ほんの5分でもいいのです。
それは「もう頑張らなくていい」と手放すための時間ではなく、次へ進むためのインターバル。
ずっと力を入れ続けるのではなく、一度休憩して、また次へ。
長く走り続けるためには、そんな時間も必要なのだと思います。
>すぎ木部はこちら
煮詰まった頭に風を通したいときに「コウヤマキ」
午後になっても、いいアイデアが浮かばない。
何度資料を見返しても、考えがまとまらない。
決めなければならないことがあるのに、頭の中まで行き止まりになったように感じる。
考えれば考えるほど、同じところをぐるぐる回ってしまう。
そんなときに選びたいのが、コウヤマキです。
コウヤマキは、かつて世界各地に分布していたものの、現在では日本と韓国の済州島にだけ残る貴重な植物。
一科一属一種という独自の存在で、その香りもほかの精油とは似ていません。
緑を感じる清々しさの中に、香味野菜を思わせるような独特のニュアンスがある香り。
初めて嗅いだときには、「これは何の香りだろう」と、もう一度確かめたくなるかもしれません。
窓を閉め切った部屋に長くいると、空気が重たく感じることがあります。
そんなとき、窓を開けると、風が入り、カーテンが動き、部屋の空気が変わる。
コウヤマキは、そんな感覚を思わせる香りです。
煮詰まったときは、いったんPCから離れて、香りを嗅ぎながら深呼吸。
答えを出そうとするのも、数分だけやめてみる。
閉塞感の中に、新しい風を通すイメージを作って、もう一度デスクに戻る。
さっきまでとは少し違うところから、物事を見ることができるかもしれません。
>こうやまき精油はこちら
気合いだけに頼らず、また一歩
20代、30代の頃は、少しくらい無理をしても翌日にはまた走れた。
徹夜に近い仕事をしても、週末に休めばなんとかなった。
けれど、年齢を重ね、仕事で背負うものも、暮らしの中で大切にしたいものも増えてくると、同じ走り方では続かなくなってきます。
それでも、まだやりたいことがある。
仕事で叶えたいこともある。
自分が積み重ねてきたものを、ここで終わらせたいわけではない。
だからこそ、これからは「頑張り方」を少し変えてみてもいいのだと思います。
気持ちが動かない朝には、ユズ。
力を使い切りそうになったら、スギ木部。
考えが行き詰まったら、コウヤマキ。
香りを取り入れる時間は、ほんの数分かもしれないけれど、その数分で気持ちが切り替わったり、肩の力が抜けたり、違う角度からもう一度考えてみようと思えたりする。
毎回、気合いだけで乗り越えなくてもいい。
自分なりの切り替え方を知っていることも、長く走り続けるためのひとつの力です。
まだ、頑張りたい。
そう思える気持ちがあるのなら、その気持ちを大切に。
香りの力も借りながら、今日もまた、自分の歩幅で前へ。
