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精油の学名ってなぁに?
精油(アロマオイル)のボトルや箱を見ると、アルファベットで見たことのない単語が並んでいることがあります。これが「学名」と言われるもので、偽物ではない天然の精油を選ぶ上で大切な情報の一つです。
学名はラテン語で世界共通で、全ての植物や動物、菌類などにつけられています。
精油の学名は、植物の学名と同じ
植物の学名(=精油;アロマオイルの学名)は、国際植物命名規約に基づき、「属名」「種小名」「命名者」「公表年」で構成されています。命名者や公表年は省略されることもあります。
例えばユズ
Citrsu junos (Makino)Sieb. ex Tanaka,(1924)
なんだかややこしそうに見えますが、Citrus junos だけわかれば大丈夫。
この学名を解読すると、
ユズは「Citrus(属名;ミカン族) junos(種小名;ユズ)」という学名をシーボルト(Sieb.)が命名したことをタナカが記載したが、1924年に命名者をマキノに変更した
となります。
一般的に属名と種小名はイタリック文字で表記し、それ以外と区別されています。また、( )は後に変更された場合に使います。
アロマのボトルやテキストには、学名と種小名のみ記載されている場合が多いので、ここまで覚えておく必要はないと思うのですが、全て記載されている書籍もたまに見かけます。
その時に、なにこれ?とならないように、ちょっとだけ頭に残しておくと良いかもしれませんね。
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アロマセラピーは医療ではありません。また、精油は医療品ではないことをご理解のうえ、使用の際は製品の取り扱い説明書や注意事項を読み、正しくお使いください。
このページに掲載している内容は、一般的なアロマセラピーについての説明であり、特定の商品の効果効能、安全性等を示すものではありません。